サステナビリティサイトアワード

サステナビリティサイト調査

今年もCSRウェブコンテンツ格付け「サステナビリティサイトアワード」の調査が始まりました。半年かけて調査を行い、来年(2021年)の1月上旬にアワードを発表予定です。

CSR/サステナビリティ・ウェブコンテンツの情報充実度で格付けした「サステナビリティサイト・アワード」は、国内全上場企業および大手非上場企業の、CSRコンテンツにおける情報充実度を評価し、企業の非財務情報開示の意識向上を目的としています。

毎年発表を続けており、2021年1月発表予定の格付けで5回目となります。「ウェブアクセシビリティ」「戦略」「実践」の3つの視点で設定した、7テーマ300以上の客観的な評価項目に基づき格付けを作成してきました。今回は、グローバルな評価の変化を考慮し、フレームワークを変更予定です。ただし、第1回からのコンセプトは変わらず「情報充実度」を評価軸として評価していきます。

前回(2020年1月発表分)は、アワード受賞企業の3割くらいは、受賞をプレスリリースしてくれました。東洋経済とか日経とかのCSR調査表回答にも、我々の評価を外部評価事例として掲載いただくことも増えており、さすがに日本で唯一のCSRウェブコンテンツ調査を4〜5年していると、だいぶ認知度が上がってきたことを感じています。我々も調査ノウハウがたまり精度が高まってきたので、2021年はより多くの方に広げていく予定です。こちらは詳細が決まりしだい発表いたします。

今年も全上場企業のCSRウェブコンテンツを調査員が手分けして調査していきます。私は、調査プロジェクトの責任者として、全上場企業および大手非上場企業の約3,800社のコンテンツを目視で調査します。とても大変な作業で、半年がかりのものになりますが、サステナビリティ情報開示の専門家を名乗る以上、人任せにせず自身で行っています。全世界で4,000社近くの日本企業のCSRコンテンツを目視でチェックしているのは、私くらいだと思います。普通の人は絶対しません。理由は簡単で大変すぎるからです…。でもアクセシビリティもチェックするので、プログラムによるテキストマイニングではダメなのです。

今年はどんな発見があるでしょうか。また、昨年アワードを受賞した企業は今年も獲得できるのか、それともチャレンジャーの勝利になるのか。アワードの発表は、2021年1月上旬を予定しています。お楽しみに!

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※2020年発表分より、アワード形式となり名称を変更しています