いかに生きるか

あなたは、どんな明日を見据えて、今日を生きていますか?

今回は「いかに生きるか」というポエム的CSR論で有名な、
田坂広志氏の書籍をよんだのでそのまとめを。

出版社はSoftBank Creativeさん。
献本ありがとうございます。

ビジネス情報系Webメディア、
誠ブログ」のブロガーミーティングの時いただいたのですが、
僕の誠ブログには合わなそうだったのでこちらにまとめ記事を。
編集部Sさんごめんなさい。そのかわりリンクいっぱい貼っておきます。

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3つの“意味”

1、共感

「共感とは同情ではない」

僕らが、2011年3月11日に改めて感じた感情は共感だった。
これは僕も感じています。決して人ごとではない、感情。

ゴールデンウィークに行った時もまったく片付いていない状況。
同情ではない。そこで暮らしていた人の本音を聞いて、
仙台で被災した近い親戚の気持ちを慮っていた、僕。

共感。人によって定義が違くてもいい。
それぞれの共感があり、救える人もいたのだから。

2、企業

日々働くのは、誰の、何のためなのだろうか。

企業が生き残るためだけに、社員が働く。
そんなに程度が低い企業は所詮、たかがしれてる。
もっと崇高な、僕らの明日を作るためではなかったのか。

僕らの、企業としての“意味”は何なのか?
今一度問うべき時だったのかもしれない。

3、志

田坂氏はおなじみの「石切職人の寓話」を紹介している。
話しの内容はこうだ。

ある日、旅人は町の建設途中の教会を通りかかった。
その時、2人の石切職人に旅人はこう聞いた。
「あなたは、何をしているのですか?」と。

1人の石切職人はこう答えた。
「石を切るのに悪戦苦闘しているのさ」と。

もう1人の石切職人はこう答えた。
「素晴らしい教会作りの手伝いをしているのさ」と。

「その仕事の彼方に、何を見据えているか」の差、
つまり、それが「志」であると。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

書評がてらのまとめですが、
本が詩的であったので、僕の言葉も詩的になってしまった(笑)

田坂氏の本や講演は何回か経験ありますが、
とてもすばらしい話しばかりです。

具体的なCSR論というのはないですが、
その思考は非常に参考になると思いますよ。