CSRサイトの総合評価

私が代表をしておりますCSRコミュニケーション協会にて、CSRウェブコンテンツ調査の最新結果を発表しましたのでお知らせします。

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第3回目となる今回はより戦略面を重視した評価としたためか、昨年のトップ30社の半分ちかくが入れ替わるという展開になりました。本調査の上位企業は、CSR総合評価でも統合報告部門でも評価の高い企業も多く、情報開示を積極的に行なっている企業が順当に高評価を獲得した、とも考えられます。

私も評価対象企業400社すべてのCSRウェブコンテンツを確認しましたが、レポート(統合報告書、CSR報告書、サステナビリティレポートなど)作りに集中するがあまり、ウェブでの開示がおろそかになっている企業が多くありました。当然、すべての読者(ステークホルダー)がレポートを取り寄せたりダウンロードするわけもなく、本気でステークホルダーと対峙する気があるのかもはや疑問すら感じています。

そんな中で本調査の上位企業(100位以内)の企業は、得点差こそあれ、積極的な開示を試みる優良企業である可能性が非常に高いです。2019年度は、以下の企業をまずはベンチマークしていただき、各企業で分析してみてはいかがでしょうか。

CSRコンテンツ充実度ランキング2019

ランキング・トップ30

1位、SOMPOホールディングス(評価点数:496点、昨年順位:1位)
2位、三菱電機(478点、13位)
3位、大和ハウス工業(474点、2位)
4位、資生堂(470点、4位)
5位、日立化成(468点、124位)
6位、オムロン(462点、14位)
6位、TDK(462点、19位)
6位、ヤマハ(462点、63位)
9位、日本電気(456点、51位)
9位、富士通(456点、26位)
9位、大阪瓦斯(456点、23位)
12位、三井化学(454点、32位)
12位、ブリヂストン(454点、7位)
12位、ダイキン工業(454点、32位)
12位、カシオ計算機(454点、22位)
16位、伊藤忠商事(450点、29位)
17位、積水ハウス(448点、9位)
17位、シスメックス(448点、40位)
19位、横浜ゴム(444点、17位)
19位、東京瓦斯(444点、54位)
21位、キヤノン(440点、5位)
22位、日立製作所(424点、11位)
23位、丸井グループ(422点、ー)
24位、積水化学工業(420点、47位)
24位、三井住友フィナンシャルグループ(420点、44位)
26位、DIC(412点、36位)
27位、三井物産(408点、11位)
28位、セイコーエプソン(406点、131位)
28位、ヒューリック(406点、40位)
30位、NTTドコモ(404点、29位)

調査概要

期間:2018年10月1日〜2018年12月28日
対象:JPX日経400のインデックス企業(2018年10月1日時点、400社)
項目:公開されているコーポレートサイトおよび特設サイトの、日本語表記のCSR/CSV/SDGs/ESG/サステナビリティ/社会貢献/環境活動関連ウェブコンテンツ
評価:全項目加算方式による総合ポイント600点満点でランキングを作成

詳細

CSRコンテンツ充実度ランキング2019に関する詳細は【プレスリリースページ】をご確認ください。なお、本調査に関する「詳細分析レポート」は、当協会が主催するコミュニティ「サステナビリティ評価研究会」の会員にのみ配布しています。

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