社会貢献はダメなのか?

あなたは社会貢献をしたことがありますか?

今回は、ソーシャルビジネスの話し。

語彙の定義とか範疇とか、だれかが区切るとかの話しはさておき、ソーシャルビジネスの必要性の話しを少々させていただきます。

ソーシャルビジネスをすべき3つの理由

1、インパクト

人に魚をあたえれば、1日は食べさせる事ができる、
しかし、魚の釣り方を教えれば、一生食べさせる事ができる。
孔子

いわゆる社会貢献より、ソーシャルビジネスのほうがインパクト(影響力)が大きいから。

遥か昔に孔子が言っていたらしいけど、ただ寄付しても、良いことしても多くの場合何も変わらない。

日本で木を何本植えようが、環境がよくなることはほとんどない。それより、山林に素人が入って汚していくリスクの方が大きかったりする。

環境活動家の人がいうように、木を植えるより、適切な伐採のほうが、トータルで良い環境づくりになるとか。

そしてさらにその動きを継続できる仕組みを作るのが一番。結果、インパクトを出せない社会貢献は自己満足以外の何者でもない。

2、課題解決

語彙の解釈はそれぞれの主義・主張があるだろうけど、社会貢献活動が社会的課題の解決になるとは限らない。

前述した「木を植える活動」はとても良いことだけど、環境保全の観点からすると、何の課題解決にもならないこともある。

社会のために、という正義も現場のロジックで語らないと、結果、社会に貢献できなってくるんですよね。

そういう意味ではソーシャルビジネスという、ビジネス・スキームを駆使してする活動に意味がでてくるのかな。

3、継続性

仕組みとも言えますね。

社会貢献活動にも継続性はあるけど、単発のもの、もしくは個人が主体のも多かったりする。

例えば、日本にある約45,000のNPO法人のうち、何団体がミッションに掲げている社会的課題解決を達成できた?厳しい言い方をすると、多分、“ない”のではと思ってます。

それくらい、社会的課題を解決するというのは難しいことなのです。単発で、個人で、それで何かが解決することはたぶんない。

だからこそ、継続的に、組織的に活動をしていく必要がある。そういった意味でソーシャルビジネスであるべき、だと思ってます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

インパクト、課題解決、継続性という3点を挙げさせていただきました。異論がある方も正直いると思います。

誰の何が本当の正義なのかはともかく、社会貢献活動をするにしても、ソーシャルビジネス的側面を意識しながらすると、より良い結果を出せるのかもしれませんね。

あなたは、「ソーシャルビジネス」についてどうお考えですか?