思考と論理の壁

たまには、ビジネス思考的なものを。

ブレイクスルーとは、何かを突破し、新しい何かを見つける思考・方法論。
「認識論を変え、問題解決の方式を転換し、思考を変える」思考法。

その規程概念の突破の助けになれば幸いです。

ブレイクスルーの5つのポイント

1、ユニーク

そのアイディアはユニークか。誰もやったことがないことか?
たったひとつしかない、オリジナリティ。
世界初であること。仮にそうでなかったとしても、
そこを目指さなければ、ブレイクスルーなど起きない。

結局、誰かのプラットホームに乗るだけことなんて、CSRとは言わない。

だって、そうでしょ。
そこにあなたの会社の“アイデンティティ”が存在するのでしょうか。
小さくとも、自分たちの取り組みをしなければならない。

2、コンセプト

目的を知った上でしかソリューションは成り立たない。何かをするには、“理由”が必要。
でなければモチベーションも続かないし、誰の何のためにあるのか道を見失う。

あなたの会社のCSRは、どんな理由で、何をしていますか?
それらを探す方法がひとつだけあります。

「Why」を問うことです。
CSR活動を始める理由が明確ならば、
今後の活動もコンセプトが明確で、有意義なものになっていくでしょう。

3、ビジョナリー

未来の理想をデザインし、問題解決の方向を未来に向ける。
未来へのシナリオがなければ、誰も巻き込めないし、
自身の思考の壁を突破することはできない。常にビジョン・オリエンテッドであるべし。

これはCSRに限ったことではないけれど、
将来どうなりたいから、今のCSR活動をしているのかって話しです。

多くの企業ので欠けているものは、そこなのかもしれません。
絶対的な理由があり活動を始めているわけではないので、
今のこれを将来も続けていこうで終わってしまう。

それとは逆で、将来こうなりたい、将来こういう社会にしたいという願いから、
今の行動を始めないと、行き当たりばったりの活動になってしますのです。

4、シフト

世の中に「ベスト」はない。常に「ベスト」を追いかけ続ける「ベター」があるだけ。
常に変化を求めるべし。変えなければ、変わらない。そこには行動があるのみ。

ベターをどこまで極められるか。
100%環境負荷をかけません、なんて企業はこの世に存在しません。
でも99%以上環境負荷をかけない事業活動というのは可能かもしれません。

僕らは、チェンジ(変わる)はできなくても、
シフト(変えていく)ことはできると思ってます。

5、バリュー

考えは言葉(価値観)になって表れる。言葉は行動になって表れる。
行動は習慣になる。習慣は性格となって固まる。

価値観を育てるのが、遠いようで近道なのかもしれません。
根本を辿っていくと、結局、人材育成になる気もします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ブレイクスルーなんて普通起きないんですよ。
身も蓋もないですが(笑)

でもね、「求めよ、されば与えられん」ではないですけど、
考えて、行動して、考えていかなければならないんです。

企業経営はしたことある人ならわかると思いますが、
会社なんて簡単につぶれちゃうもんなんですよ。
ですが、経営の好不調も兆しは必ずあります。

日頃から何を意識して事業活動をしていくか。
そう考えるとブレイクスルーは日常にあるとも言えそうですね。