CSRにコミュニケーションは存在しない? CSRの評価は売買できるものなのか

CSRコミュニケーション

CSRコミュニケーションとは。

僕は「企業の文化・理念・製品/サービスについて、社会風土を踏まえて表現し、本業における社会的意義の訴求、社会的課題の啓発をするコミュニケーション」と定義しています。

CSR広告と同義語との解釈です。先日、「市民によるCSR活動評価報告会」というもの参加してきましたが、CSRコミュニケーション(報告会では“消費者とコミュニケーション”という表記)の課題も調査結果も予想通りすぎて、その項目に関してはあまり参考になりませんでした。

しかし、コミュニケーションとして成立しているかは企業に聞くのではなく、消費者が判断するものである、というのは、うんうん、と思いました。

CSRコミュニケーションは、広告系の人がいうコミュニケーションとは異なり、非常に難しい企業活動である、というのは僕も現場で実感しています。

コミュニケーションの相手が想定でしかない。facebookやTwitterなどのウェブメディアある程度どんな人かなどはわかりますが、全体的に見ると、なかなか…。

「わかりやすさ」ってCSRコミュニケーションにおいて乱用されますが、そもそも「わかりやすさ」って何?って部分のロジックが曖昧だったりします。

CSRにおいてコミュニケーションは存在しない?

コミュニケーションとは、ある事象間の相互作用であります。

特定の情報(記号)を投げかけ、客体が反応したら、成立するのがコミュニケーション。そこでふと思うのが、CSRコミュニケーションは、本当に“反応”があるのか?ということです。

社会と呼ばれる、不特定多数のステークホルダーに向けて何かを発信しても、“社会”からの反応なんて無いのでは、と。

CSRレポートのアンケートが何通か返ってきた程度の結果でCSRコミュニケーションと言えるのか。CSRレポートにしろ、ウェブメディアにしろ、企業から一方的に情報を発信しているだけで、ほとんどの場合反応はないのです。色々な担当者の方、プロジェクトに関わりそれを実感しています。

モノという現実的な記号があれば、モノのやりとり(買った、使ったなど)からコミュニケーションとして成立しやすい。

でも、CSRはモノを売り買いすることが主軸ではないだけにそうもいかない。あれ?CSRにおいてコミュニケーションと呼べるものはなく、ただの報告に終止しているのでは…?

コミュニケーション対象も曖昧だし、ただ情報が宙を舞うだけの企業活動というオチなのかも。

皆さんは、CSRコミュニケーションについて、どうお考えですか?



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