復興支援事業に取り組む企業のCSR成功事例113選(経産省・復興庁)

CSR復興支援

復興関連企業を知るために見る事例集3選と113事例

とにかく事例が一杯ありそうな資料を集めました。ベクトルも異なる113事例です。経産省と復興庁のCSR的資料です。

これで情報が少ないとか言われたらもう何も言えません。とにかくケーススタディとして、ブックマークしておいて下さい。

企業ももう直き丸3年を迎えるにあたり、ボランティアではなくビジネスとして、復興支援をするフェーズだと思います。

ゆっくり各社の動きをみながら、新規事業の可能性を探ってみて下さい。

復興関連企業を知るために見る事例集3選と113事例

被災地での55の挑戦

被災地での55の挑戦(PDF)|復興庁(2013)

東日本大震災によって被災地の地域経済は、これまで経験したことのない様々な課題に直面している。震災からの復旧を着実に進めながら異業種と協業する被災企業や、東北の地で新たな事業に挑戦する企業など、課題克服に向けた新たな取り組みが随所で見られる。
そこで復興庁は、復興の加速化のため、こうした被災地での挑戦のノウハウを分析し、迅速な横展開を図る必要があるとの認識の下、被災地において民間企業が地域の特性を活かして、創意工夫を図ることで震災を契機に直面した課題を乗り越えた事例を調査・分析し、今後の復興に役立ててもらうことを目的に本書を作成した。
(参照ページより)

55の事例は、有名なものは少なく、地元でしっかり地道にがんばっている所が選ばれている印象です。1次産業も多いですね。

ケーススタディが大好きな日本人向けの資料となっております。正直、ハイレベルな所も多いので、完全パクリでマネしようとしても不可能だと思いますけど。

自社の取り組みとしてマネるというよりは、企画書や資料のエビデンス、事例として重宝しそうな感じでしょうかね。

新事業促進事例集

新事業促進事例集・復興の一歩&海外展開の道|経済産業省(2013)

東北経済産業局は、地域資源活用や、農商工連携、異分野連携を通じ、東日本大震災からの復興に向けた大きな一歩を踏み出したり、海外展開に積極的に取り組んでいる事業者の皆さんをご紹介する事例集をとりまとめました。東北経済産業局は、「産業復興アクションプログラム」(平成23年7月策定)に「地域資源を活かした「東北らしい」社会の再生」を掲げて、農商工等の連携や先端技術により、豊かな農林水産品等の地域資源を活用した東北らしい産業の育成によって地域の産業復興に取り組んでいます。

本事例集は、農商工等連携促進法、中小企業地域資源活用促進法、及び中小企業新事業活動促進法のいずれかで認定を受けた事業計画に基づいて新たな事業活動に取り組んでいる中小企業者等のうち、東日本大震災で自ら被災した企業や間接的に被害があった企業等の復興、あるいは被災地の復興を応援している企業・支援機関等、さらには新事業の海外展開に踏み出した企業等の取り組みについて、31事例を紹介しています。
(参照ページより)

31社の事例が細かく紹介されています。

個人的にはコスパ最強な日本酒「南部美人」の話が興味深いです。

「南部美人→サザンビューティー」としてアメリカに進出とは、涙ものでございます。ビューティー!

しかもですよ、FIFA(サッカーのなんかの団体)公認の日本酒になったんですよ?すごくないですか?

ソーシャルビジネス・ケースブック(震災復興版)

▶「ソーシャルビジネス・ケースブック(震災復興版)」|経済産業省(2012)

経済産業省では、地域に新しい産業と雇用を生み出す可能性に注目し、ソーシャルビジネス(注)の推進に取り組んでいます。この度、東日本大震災の復興に貢献するソーシャルビジネス27事例を集めた「ソーシャルビジネス・ケースブック」を作成しましたので公表します。
(参照ページより)

27事例です。成功事例です。大きな失敗は載ってないようですので、思う存分パクってみて下さい。

セキュリテというファンド(?)の事例は結構有名ですよね。中間支援(NPOを支援するNPOのこと)団体もいくつかあります。企業は特に、中間支援団体の事例は参考になるかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

東日本大震災から2年半がすぎ、来春で丸3年になります。

もちろん、企業として経営視点から言えば、社会貢献とか寄付とかをいつまでもしているわけにはいきません。だって、経営的には「純損失」ですから。ブランディング効果なんて微々たるもんですわ。

先日、CSRスクールのソーシャルアカデミーでもお話したのですが、結局、投資に対する効果が見えにくいものはいつかはなくなるのです。

チャレンジすることは賞賛すべきですが、御社に無理強いするわけではありません。

まさに、「ご利用は計画的に」というキャッチフレーズ(?)が某消費者金融のCMがありますが、PR的なCSRのご利用も計画的にといった所なのでしょうかね。

“戦略なき戦術に明日はない”のであります。

今回ご紹介した3つの事例集と、113事例を参考にして、自社にも社会にもメリットがあるCSR活動を今後もしていきましょうね。

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