CSRコミュニケーションに戦略性をもたらすフレームワーク「SMART」と「SUCCESS」

「SMART」と「SUCCESS」

CSRは慈善活動ではなく、企業活動であるべき。
この考えに賛成という方は多いと思います。

今回は、CSRコミュニケーションにポイントを絞り、
非常に有効で効果的なインパクトをもたらすフレームワークを2つ紹介します。

僕自身も、CSRコンサルティングにおいて時々使うフレームです。
ぜひ、あなたのCSRコミュニケーションの見直しに使ってみて下さい。

SMART(スマート)

KPI(重要指標)の設定は、企業活動において非常に重要なポイントです。
ゴールのないアクションほど愚かなことはないとも思ってます。

で、CSRコミュニケーションのゴールって、そもそもどうやって決めるのか。
そんな質問をよく受けます。

そんな時に使うフレームワークがSMARTです。
どういう枠組みかというと以下の通りです。

Specific 具体的
Measurable 測定可能
Achievable 達成可能
Relevant 経営目標に関連させる
Timely いつまでに

つまり、具体的で、測定可能で、達成可能な、経営に関連させた、期限を設ける、ということ。

「多くの人に知ってもらいたい」というコミュニケーションはダメっす。
「結果ってどうやって調べるの?」という方法はダメっす。
「ステークホルダーの多くに」は正直ムリです。
「コンサル会社だけどまずエコ訴求だ!」って、他にやることあるでしょ。
「今年中にはしたいよね」は、だいたい今年中にはできないっす。

ゴールはスマートに決めたいものですね。

SUCCESS(サクセス)

コミュニケーションってストーリーが大事です。
これはあなたも“頭では”わかっていると思います。

でも実際にコミュニケーション構築をして実施したのを第三者が触れると、
“ん?で何が言いたいの?”っていうのになる。

過不足なくそのコミュニケーションを構築し、
“わかってもらえる”コミュニケーションにする必要があります。

そんな時に使えるフレームワークがSUCCESS。

Simple=単純明快
Unexpected=意外性
Character=個性
Confidence=信頼性
Entertainment=おもてなし
Sympathy=共感
Stories=物語性

僕は3E(Emotion,Experience,Engagement)というフレームワークも使いますが、
SUCCESSと合わせて使う場合もあります。

参照:知っておいて損はない!CSRマーケティングの決定版、共感マーケティングメソッド「3E」

CSRコミュニケーションにおいての課題が、
「伝えたいことが、相手の知りたいことではない」というものです。

NPOにも多いのですが、自分たちが良い事をしてれば、
相手も無条件で賛成してくれると勘違いしがちです。

あなたが思うほど、ステークホルダーはストーリーに共感しません。
だって、メリットないし、ワクワクしないし。

CSRコミュニケーションをサクセスで切り取り、
サクセスさせたいもんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この手のフレームワークは、CSRコミュニケーションに限らず、
通常のマーケティング・コミュニケーションでも使えるものです。

「CSRって効果測定しにくいよね」が口癖のあなた。
そもそものゴール(目標)設定が間違ってます。
測定できないプロセスで目標を目指すのをやめましょう。

まぁ、フレームワークを知っただけで、
CSRコミュニケーションが改善できるわけではありませんが、
まずは、自分たちで色々な側面から検証してみて下さい。



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