CSR広告とブランディング

CSR広告とブランディングについて。
今日はCSRブランディングについてのまとめを。

CSR広告は、企業のブランディングだけでなく、
社会の意識変革を促し、CSRリテラシーを高めることにもつながる。

リテラシーとは知識だけでなく、活用能力も含まれます。
これって、CSR広告そのものがCSRアクションの一つになるのかも。

外側へのCSR関連情報発信が、
内側に返ってくる(従業員のモチベーションに寄与する)など、
インナーコミュニケーションとしても、CSR広告が重要となる。

CSR広告は一種の“約束”であり、
企業のブランドステートメントでもあるのではないでしょうか。
しかし、CSR広告はあくまでも一つの手法。

CSRの担い手である“従業員”が、ブランドを体現できなくては意味がありません。
従業員が、「自社は社会に価値あるモノを提供している」
という価値に気付かなければ、結局は何も変わらないのかもしれませんね。

なにか特別に環境や社会の問題に意識を持たないクリエイターが、
キレイな言葉・ビジュアルを並べるだけのCSRコミュニケーションが多かった。

CSR広告がイメージをビジュアル化したものにすぎなかった。
“実態・ビジョン”をビジュアル化しなきゃいけないのに。
CSRやソーシャル・コミュニケーションは本を読んだだけでは、
理解するのは難しいかもしれません。

現場の声

中小企業の社長、CSR担当者、NPO関係者など、
様々な方と意見を交わし、現場の声を聞くことが、
とても大きな学びになると考えています。

巷での、環境や社会問題への関心の高まりは社会の意識を変化させている。
それがCSRへの関心につながったと思うのですが、
いまだに「何のためにCSRをするのか。

そもそも、なぜ、CSRをしなければならないのか」が
問われていない事も多いのは寂しいことです。

僕は、そういった類いの誤解を解き、
企業も顧客も社会もハッピーになるようなアクションを、
今後も継続して取り組んで行きます。

参考:信頼は訴求できるのか?今だから語れる「広告とCSR」