欲しいものを確実に提供する社会貢献プログラム

公共交通機関が発達している都市部以外では、
日常生活の必需品である車。

今回は、アメリカのトヨタが行っている、
「100 Cars for Good」というCSRプロジェクトのご紹介です。

日本の地方もそうですが、車は生活には欠かせません。
そして、大災害などで、その車を失ってしまうこともあります。

超実用的で、なおかつ、企業PRにもなるプロジェクトのようですよ。

Toyota 100 Cars for Good


Toyota 100 Cars for Good: Day in the Life

これは、世の中のために活動している様々な団体に、
希望のトヨタ社を無料でプレゼントするというプログラム。

このプラグラムで寄贈されたトヨタ社の車体には、”100 Cars for Good”のロゴが入り、
プログラムそのものの宣伝にもつながっているそうです。

2012年秋にニューヨークを襲ったハリケーン・サンディの被災地でも、
Toyota 100 Cars for Goodのトヨタ車が大活躍したそうな。

大災害で車を紛失してしまう人が多数いた場合、
こういう支援は非常にありがたいですよね。
NPOも寄付を募って、車を購入するより、手っ取り早いですしね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

寄付というと、基本お金です。
東日本大震災の時にも、自社の商品・サービスを提供した企業もあります。

しかしながら、
日頃からそういった活動をしていないと、いざという時に誰も申し出ることができません。
ライフライン等を失った人々は探しまくる余裕はないですし。

ぶっちゃけ、日頃からNPO等の支援活動をしていない企業は、
常日頃から活動や準備をしている企業の緊急時対応にはかないません。

中小規模の企業は単価の高い商品の無償提供は難しいかもしれませんが、
BtoC企業は特に、このあたりのプログラムは検討してもよいでしょうね。

100 Cars for Good