社会貢献のメタファー
さて、今日の話しは、
「社会貢献しても、社会は良くならない?」です。
ちょっと誇張したタイトルではありますが。
昨日、Twitterで僕はこうツイートしました。
えっ?社会貢献っていつから目的になったの?
社会貢献って、その先の「社会的課題解決」を
達成させるための手段だと思ってたけど。
社会貢献をしよう!って告知しすぎると、
手段の目的化が起きるぜ、お兄さんよ。
何のために社会貢献をするのかもう一度振り返っては?
そうしたら、ちょこちょこリプライがあったのですが、
SVPの井上さんも同様の事を感じておられたよう。
広告制作の現場でもよく起きる事ですが、
手段を目的化されてしまうと、本来の目的を見失い、
結果的にビジョン(最終的な目標)が、
達成できないという罠におちいることが多い。
非常にもったいないことです。
社会貢献は良い事です。僕も認めます。
が、常に「何のために」社会貢献するのか、
アクションする人は意識をしてほしい。
そして、社会貢献のプラットフォームを提供する側は、
常に意識ができる明瞭な目的を提示してほしい。
「社会貢献するために」何かをするのではなく、
「○○の社会的課題を解決するために、○○をする」。
それを総称して“社会貢献”と呼ぶのだと考えています。
些細な意識の違いですが、将来大きな差になるでしょう。
その差は当然、課題解決のスピードにも影響します。
そんな事を感じた、週末でした。
まとめ
もちろん、問題を解決したい!という所からスタートした方は、
このズレは少ないと思います。
社会貢献のために社会貢献をしても、
結果遠回りになることもあるということが言いたかったのです。
今年もあと、5日!