祝5周年!

今回は私的な話ですので、ニュースをお求めでしたら閉じていただいて結構です。

この7月1日より、私が代表をする一般社団法人CSRコミュニケーション協会が、六期目(丸5年)となったことをご報告します。関わってくださっているすべてのステークホルダーの皆様に感謝しております。

私が2008年に独立して、直後に2社創業に参画し(現在:1社は解散、1社は退職)、また2016年からCSRコミュニケーション協会を立ち上げて活動をしてきましたので、抱負というか、今私が考えていることを少し紹介させてください。

サステナビリティサイト・アワード

この5年間で社会は大きく変わりました。我々が2017年1月にサステナビリティ・サイト格付けを日本で初めて発表してから、これまでたいして界隈で話題にもなりませんでしたが、昨年あたりから、サステナビリティサイトの重要性が認められ、雑誌の寄稿・取材や講演の話を少しずついただくようになりました。意外ですが、このテーマで記事を書ける人が日本に私くらいしかいないんですよね。ありがたいのですがロールモデルがないのもなかなか大変なのです。

>>CSRサイト格付け「サステナビリティサイト・アワード2021」を発表

さて、次の5年を考えた時、これだけ脱炭素やカーボンニュートラルが叫ばれる中、総合格付けだけでは、日本のサステナビリティサイトの実態を明らかにすることはできない、そう感じるようになりました。総合調査はどうしても広く浅くなので。そこで「サステナビリティサイト・アワード2022」(2022年1月発表予定)の後に、環境分野に絞ったウェブサイト調査(全上場企業が対象)の発表も検討しています。どういう形になるか社内メンバーでまとめているところなので、あまり開示はできないのですが、ステークホルダーのニーズが高まっているのであれば、それを調査し発表するのがわれわれの使命かと思うので。ここは儲からなくてもやりきります。

時代の流れがやっと我々に追いついてきました。この追い風を生かしながら、今後も日本のみなさまに有益な情報提供をしていきたいと思います。我々こそが、日本の情報開示の未来を担っている(そんなわけないのですが意気込みとして)と身を引き締めて対応していきます。

まとめ

人様にサステナビリティは重要です、と言いながらも、独立13年で何度か経営危機を体験し、本当にもうダメだと瀬戸際を経験しましたが、お客様に助けられ、なんとか、ぼちぼち、やらせていただいてます。結局は協力会社様や顧客企業様があって、今ここにいることができている、そんな状態です。

6月には株式会社ディスクロージャー&IR総合研究所様と業務提携を行い、IRを含めた総合的なESG情報開示支援までサポートすることができるようになりました。今後も、さまざまなパートナー企業様とともに、邁進してまいります。

次の節目は私の独立15周年(16年目、2023年)、CSRコミュニケーション協会の創設10周年(11年目、2026年)でしょうか。そこまで、続けることができるのかわかりませんが、最大限努力しています。これからは、さらにパワーアップしたCSRコミュニケーション協会で、関わっていただけるすべてのステークホルダーの皆様に貢献していきます。