サステナビリティコンサルタント

肩書きの変更

結論から言いますと、2021年より、私・安藤の肩書き「CSRコンサルタント」を「サステナビリティ・コンサルタント」にしますという、99%の読者にはどうでもよいご報告となります。

今年(2020年)1月1日から、当ブログの名称を「CSRのその先へ」から「サステナビリティのその先へ」と変更しました。ブログ運営10年で、2020年という節目の年ということで。

昨今「CSR」は慈善活動やリスクマネジメントを指す意味合いが強くなり、ビジネスモデル上のリスクと機会を示す概念から離れていってしまった側面があります。世界的にも、同義語として、CSRよりサステナビリティが好んで使われているようです。

10年使ってきたブログ名を変更したことだし、肩書きも10年近く使っているCSRコンサルタントからサステナビリティ・コンサルタントに変更しようと。ESGが専門ではないし、SDGsだけでもないし、広義で事業存続(サステナビリティ)に貢献するビジネス・コンサルティングをするということで。ちなみに、主宰している勉強会名もCSRからサステナビリティに変えてます。

あまり深い意味はありません。ブログ名も、肩書きも、社名も、そこまで固執することもなく、社会の変化に合わせて、実態に近いものに変更していきます。とはいえ当分は変えないでしょうけど。

毎年、全上場企業のサステナビリティサイトをチェックしていますが、タイトル名をCSRから変更(ESG/CSV/サステナビリティなど)する企業は一定数あります。時代なのでしょう。

最近、コンサルティングで入っている2社で、「部門名をCSRからサステナビリティにするかもしれない」という話を聞きました。私は「いいんじゃないですか」と返しました。

必須ではないものの、例えばコーポレートガバナンス・コードでは「サステナビリティ(サステナビリティー)」は使われてますが「CSR」はなかったはず。東証が出しているESG情報開示の各種ガイドラインでも、サステナビリティは頻繁に出てきますが、CSRはあまり出てこなかったはず。

というわけで、ゆくゆくは、企業もCSRからサステナビリティに置き換えていくのかなと思い、私もその波に乗った、という形です。少なくとも上場企業はサステナビリティをメインに使うべきなのかな。概念もだいぶ浸透したし、頃合いだと思います。

余談ですが、Zoomなどのオンライン・ツールでは、表示名称は「CSRコンサル」を使っていますが、文字数の問題なだけで、自己紹介は「サステナビリティ・コンサルタントの安藤です」になります。