東洋経済CSRセミナー
COP21の「パリ協定」、SDGs(持続可能な開発目標)の登場など、企業に対してグローバルでの環境課題解決への取り組みがますます求められるようになってきました。これに応えてグローバル企業のなかには、積極的に長期目標を掲げて環境課題を解決しようとするケースも出始めています。
ただ、多くの企業、特に非製造業にとっては、グローバルな課題は自社の現状にはあわず、ピンと来ていないCSRや環境担当者の方も少ないようです。東洋経済CSR調査の窓口にも「環境活動で何を取り組めばいいかよくわからない」というお悩みの声がよく寄せられます。
確かに環境活動はグローバルな製造業の取り組みが範囲も広くインパクトが大きいことは事実です。しかし、そうした企業だけが取り組みを行っている状況では、本当の環境活動が日本全体に広がらない危険性もあります。
そこで、今回は非製造業の環境の取り組みはどのようなことを行えば社会に役立つのか、どのような手順で行うべきなのかについて皆さんと一緒に考えていきます。前半では、非製造業企業でも行える社会に役立つ取り組みについてグリーン購入ネットワーク事務局長の深津学治氏にご講演いただきます。
後半では特に開示や評価に焦点を当てて、非製造業でも行いやすい環境活動やその情報の開示の仕方について議論します。東洋経済新報社の非製造業を対象にしたCSR企業ランキング(環境編)もご紹介し、上位企業の事例もお伝えする予定です。
本セミナーは非製造業のCSR担当者を主な対象としていますが、製造業でも環境活動に悩んでいらっしゃる製造業の方などにもご出席いただければと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
また本セミナーでは、私・安藤がモデレーターとしてパネルディスカッションの司会進行を担当させていただきます。また今回から告知協力等の後援ということで、当協会(一般社団法人 CSRコミュニケーション協会)でサポートさせていただいています。
セミナー概要
日時:2016年9月29日(木) 14:00~17:00(受付開始13:30)
会場:社団法人経済倶楽部ホール(東洋経済ビル9階)
住所:東京都中央区日本橋本石町1-2-1(最寄駅:地下鉄半蔵門線「三越前駅」徒歩0分)
地図:http://corp.toyokeizai.net/who-we-are/outline/
費用:3,500円
定員:80名
主催:東洋経済新報社CSRプロジェクトチーム
後援:日本橋CSR研究会、一般社団法人CSRコミュニケーション協会
セミナー詳細
講演「非製造業でも行える社会に役立つ環境取り組み」
グリーン購入ネットワーク 事務局長 深津学治 氏
1、非製造業にも求められる環境活動とは
2、注目が高まる”調達”のあり方
3、明日から取り組めるグリーン購入と社内展開の手順
4、「環境通信簿(仮称)」で見る・測る環境の取り組み
ディスカッション「環境情報を企業評価にどう使う」
モデレーター
・安藤光展(CSRコミュニケーション協会 代表理事)
スピーカー
・深津学治 氏(グリーン購入ネットワーク 事務局長)
・岸本吉浩 氏(東洋経済新報社『CSR企業総覧』 編集長)
・柴田源樹 氏(株式会社ツナギバ 代表取締役)
他1名調整中
1、CSR企業ランキング(環境)の非製造業順位(得点)の紹介
2、東洋経済・環境評価のポイント
3、求められる企業の開示情報(主に環境関係)
4、環境関連情報を使った企業評価の理想像
お申し込み
詳細、申込みは「申込みページ」(外部サイト)からお申し込みください。
※写真は前回の様子です。