経済のモノサシと社会のモノサシ

この数字で世界経済のことが10倍わかる-経済のモノサシと社会のモノサシ

やっと、やっと、やっと!

12月3日に店頭発売が決定した、僕の最新書籍『この数字で世界経済のことが10倍わかる-経済のモノサシと社会のモノサシ』(技術評論社)。単著です。

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http://www.amazon.co.jp/dp/4774161535

ちょっとした裏話を綴っておきます。

CSR・社会貢献ネタの書籍執筆にチャレンジしたい人には参考になるかもしれないので雑感をメモしておきます。

2013年7月末に「本を出しませんか?」という話をもらいました。

8、9、10の三ヶ月はマジで週末を毎回つぶして執筆にあたりました。僕ごときの人間が週末は休みたいなど偉そうなことは言えませんから。

「この数字で世界経済のことが10倍わかる-経済のモノサシと社会のモノサシ」という書籍タイトルは、ほぼその時点で決まっていました。

僕は出版社からではなく、とある先輩から「この人だったら書けるんじゃない?」みたいなことで紹介をいただいたのです。

そりゃ、僕みたいな30歳そこそこの人間が「経済と社会」についての本の話を出版社からもらえるわけないですよね。僕は経済評論家でもないし。

よくあることなのかわかわりませんが、途中でちょっとしたトラブルがあったり、本当に色々ありましたが(笑)なんとか出版までこぎつけることができました。

無名の新人にあれこれ丁寧な手ほどきをしてくださった、技術評論社編集部のNさん。本当に感謝しております。

初版(初回印刷数)も新人のクセにかなり多い部数を刷ることとなり、身が引き締まる思いです。

初の出版ということで、わからないことだらけの中、ブロガーとしての維持もあり、〆切はきちっと守りましたよ。

出版までこぎ着ける方法

世の中、本を出したいという人はたくさんいます。でもその中でどれだけの人が、企画書を準備しているのでしょうか?またブログを書いているのでしょうか?

方々でも言われることですが、ブログは書いておいた方がいいです。絶対。執筆時に自分の書いた記事を参照することだって多々あるはずです。

いわば、ブログ執筆が、書籍の下書きみたいなものなのだと、書いてみてわかりました。

社会貢献分野でいえば、ある程度有名なNPOの代表は、自伝を含めた書籍執筆の依頼を受けている気がします。

でもそうはいっても、日本で何人もいませんよね?そこに期待をしてはいけないと思います。

あとは、「単著」かどうかも大きいかもしれません。

共著(複数の著者で書く事)の場合、最低、数千文字書いて著者と名乗れますからね。それは“あなたの”本ではないでしょ、って話。

やはり、単著を出させていただいて、それを増刷まで持っていくのが、プロフェッショナルなのかなと。

僕の書籍は12月3日発売で、現時点で一ヶ月ほど先の話ですが、PRをしっかりしていき、色々な方にお買い求めいただけるようがんばります。

最後に。

当たり前ですが、今回の『この数字で世界経済のことが10倍わかる – 経済のモノサシと社会のモノサシ』は、経済本としても、CSR本としても最高の内容になったと思ってます。

本書は、一方的な統計データの羅列ではなく、類似のもしくは対峙するモノサシを用いて、多角的な視点を意識してまとめています。一つの事象を別の視点を用いて見ることで新しい気付きを得ることができ、偏った価値観での理解にならないように工夫しています。

CSRを始めとして、経済・社会において数字の重要性は語るに及びません。「経済のモノサシと社会のモノサシ」を考えながら、経済を数字で切り取る、新時代のCSR本だと思ってます。

ライトでボリュームもそこまで多くないので、よみやすく、特にCSRに興味がある大学生や、社会人1〜3年の方、もちろん、CSR担当者、社会貢献に興味がある人など、幅広い方に楽しんでもらえると思います。

まずは、予約していただき、加えて出版セミナーにご参加いただけると幸いです!

▼出版記念セミナー
出版記念セミナー「未来のモノサシ、社会のモノサシ」開催します(12月12日、神谷町)

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