アメリカの総合CSRランキング

あなたは“尊敬できる企業”と言われて、どんな企業をイメージしますか?

今回ご紹介するランキングは、アメリカの“最も尊敬される”企業の話しです。
2013年のトップ50で日本勢はトヨタの一社だけ。
アメリカの企業がメインなのに、そこに入るのはさすがですね。

ちなみに、各主要業界ごとのランキングも見ることが出来ますが、
ここでは総合ランキングの紹介となります。

というわけで、過去のものも振り返りながら、
どんな企業がランクインしているのか見ていきましょう!

世界でもっとも尊敬される企業ランキング

2013・総合

1位 アップル
2位 グーグル
3位 アマゾン
4位 コカ・コーラ
5位 スターバックス
6位 IBM
7位 サウスウェスト航空
8位 バークシャー・ハサウェイ
9位 ウォルト・ディズニー
10位 フェデックス

評価のポイントは、高い能力をもった人材を集める力、マネジメントの質、
コミュニティや環境への社会的責任、イノベイティブかどうか、
財務の安定性、長期投資に値するかなどとなっているそうです。

FORTUNE 1000やGlobal 500といった、
企業群リストに入っている米企業から候補企業が選ばれるみたい。

日本勢は、トヨタが29位でした。

2012

ちなみに、去年のトップ10は以下の通り。

1位 アップル
2位 グーグル
3位 アマゾン
4位 コカ・コーラ
5位 IBM
6位 フェデックス
7位 バークシャー・ハサウェイ
8位 スターバックス
9位 P&G
10位 サウスウェスト航空

まぁ、顔ぶれはあまり変わってないみたいですね。

ブランド認知

Admiredを尊敬としましたが、“賞賛される”としたほうがいいかな。
まぁ、どっちでもいいけど、このランキングが面白いのが、
いわゆるCSRの項目もいくつも入っている点です。

ウェブサイトなども含めですけど、
この手のランキングにCSRの項目が選定基準になるって多くなってきましたよね。

日本では、こういうベクトルのランキングでいうと、ブランド・ランキングとかになるのかな。
参照:CSR担当者必見!CSRランキング・アワード19選[2012年版]

Facebookとか、10位とかにいるかと思いきや、48位なんですね。
単一のウェブサービスだと、長期投資は難しいということなのかな?

では初年度の7年前ランキング(2006)は?というと、トップ10は、順に、

GE、フェデックス、サウスウェスト航空、P&G、スターバックス、
J&J、バークシャー・ハサウェイ、デル、トヨタ、マイクロソフト、
です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以前から言っているように、CSRは経営そのものなのです。

コンプライアンスができているからとか、
ユニークなCSR活動をしているからとか、
それらだけでCSRとは言えないのです。

まぁ、それにしても、日本企業少ないっすね。
エントリー数は決して少なくないとは思うのですが。

東洋経済のCSRランキングなども、
「革新性」「長期投資」なども項目に入るともっと面白くなるかもね!

むしろ、どこかのNPOが「勝手に〇〇なCSRランキング」作っちゃえば面白いなぁ。
いや、僕がやろうかな…。でも、時間ないから、今年はパスで。

[World’s Most Admired Companies]

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