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CSR系アワード!? なでしこ銘柄&ダイバーシティ経営企業100選(2017)

なでしこ銘柄とダイバーシティ経営企業

昨日発表されました、2017年発表(平成28年度)の経済産業省「なでしこ銘柄」と「新・ダイバーシティ経営企業」。

CSR系のカテゴリーでもありますので、今年の選出企業などを紹介させていただきます。

もう何年もやっているので、CSR関係者であれば名前は聞いたことがあると思います。とはいえ、内容はCSRですがやってることはIRみたいなもので、最近っぽい企業評価でもあります。

なでしこ銘柄2017

なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙っている、とのこと。

今回は「なでしこ銘柄」と「準なでしこ」という枠組みができました。なでしこ銘柄は女性活躍推進レベルをスコアリングされるようで、日本版ESGインデックスとして有名です。(実際にパフォーマンスが良いのかは知りません)

上場企業全社で、(1)女性のキャリア促進と、(2)仕事と家庭の両立サポートの二つの側面から、スコアリングを行い、各業種上位企業の中から財務面でのパフォーマンスもよい企業を選定しているようです。今年の受賞のなでしこ銘柄47社は以下の企業です。選出された企業のみなさまおめでとうございます。


カルビー、アサヒグループホールディングス、石油資源開発、清水建設、大和ハウス工業、積水ハウス、ワコールホールディングス、大王製紙、JSR、積水化学工業、日立化成、中外製薬、TOTO、ジェイエフイーホールディングス、住友電気工業、小松製作所、クボタ、ダイキン工業、日立製作所、富士電機、RVH、ブリヂストン、日産自動車、島津製作所、トッパン・フォームズ、東京ガス、大阪ガス、東京急行電鉄、日本航空、ANAホールディングス、野村総合研究所、KDDI、SCSK、双日、丸紅、日立ハイテクノロジーズ、ローソン、セブン&アイ・ホールディングス、りそなホールディングス、三井住友フィナンシャルグループ、大和証券グループ本社、東京センチュリー、ヒューリック、イオンモール、スタジオアリス、スリープログループ、JP ホールディングス

なでしこ銘柄|経済産業省

ダイバーシティ経営企業2017

「新・ダイバーシティ経営企業100選」とは、ダイバーシティ推進を経営成果に結びつけている企業の先進的な取組を広く紹介し、取り組む企業のすそ野拡大を目指す、アワードです。122社の応募の中から、多様な人材の活躍推進によるダイバーシティ経営に優れた企業31社を選んだようです。母数少な。

応募資格で「応募時点までの過去1年間において、労働関連法令等に関して重大な違反がないこと」「反社会的勢力とのつながり等、社会通念上表彰にふさわしくないと判断される問題がないこと」「労働関連基準を満たすこと。」という項目があるので、ホワイト企業的な意味合いもあるかもしれません。(というか本来はコンプラ上ぜったいあってはいけない最低ラインですが)

今年は以下の企業(大企業13社、中小企業18社)が選出されました。選出企業のみなさまおめでとうございます!


小坂工務店、清水建設、鹿島建設、積水ハウス、クラロン、小金井精機製作所、富士ゼロックス、吉村、甲府積水産業、大川原製作所、日本特殊陶業、エイベックス、安川電機、タカハ機工、佐川印刷、オリックス・ビジネスセンター沖縄、大橋運輸、タウ、荘内銀行、プルデンシャル生命保険、東海東京フィナンシャル・ホールディングス、パシフィックコンサルタンツ、ノベルズ、ホテル佐勘、ホテルさかえや、FSX、日吉、キャリアプランニング、マルワ環境、OZ Company、グローバル・クリーン

新ダイバーシティ経営企業100選|経済産業省

まとめ

官公庁からの評価ということで、CSR報告書に「なでしこ銘柄・選出」「ダイバーシティ経営企業・受賞」を外部評価事例として掲載する企業もそこそこいますので、CSRサイドの企業担当者の方がどこまで興味を持っているか知りませんが、雑談のネタ程度にはいいと思います。

なでしこ銘柄は、CSR評価の高い企業がほとんどですが、東洋経済CSR企業調査や日経・環境経営度調査の上位企業にはまず入らないであろう企業も選出されます。

CSR関連の総合評価ではダメでも、こういったピンポイントのCSR的な評価獲得をまずは目指すとういうのも、広報的には正しい戦略なのかも、と思いました。

というわけで、CSR活動が全然進まないという企業では、こういった外部評価のネタを社内資料に加えると、経営層が動き出すかもしれません。(保証はしませんが)ご参考までに。

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執筆者:安藤 光展[→プロフィール詳細]

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