|カテゴリ:CSRコミュニケーション , 環境/気候変動問題

“持続可能な消費と生産”を促すのは、情報開示の量かもしれない

MacBook

MacBookの購入

3年半ぶりに新しいパソコンにしました。

だいたい買い替える時期はだいたい2〜4年くらいでしょうか。誰も興味はないと思いますが、僕のパソコン遍歴を。

SONY VAIO(1998年)→iBook(2000年)→iBook G4(2004年)→iMac G5(2005年)→MacBook Pro(2010年)→MacBook Air(2012年)→MacBook(2016年)

僕は大学の時に「なんとなく外見がカッコイイ」という理由で、大学生の時にMacのノートブック(iBook)を大学からレンタルしてやり方を学びました。そのころのMacはWindowsと操作方法が違いすぎて練習が必要だったのです。

あと、2000年ごろなんてApple社のことを知っている大学生は本当にいなかったですね。大学のメディアルームの数十台のパソコンの中に1台だけまぎれていただけ。それから16年たって、仕事でもMacユーザーです。

で、今回の買い替えもMacです。でも当然というわけではありません。Windowsがメインのビジネスセクターでは、今はMacでも99%問題ありませんが、時々、やり取りするファイルのレイアウトがくずれたりします。ですので、仕事用パソコンはやはりWindowsにしようかとも購入の検討をしていました。が、購入の検討をした時に、あるウェブサイトのページを見てやっぱりMacにしようと思ったのです。

前置きが長くなりましたが、本記事では個人的な「持続可能な消費」について感じたことをまとめます。

商品の環境負荷

Apple
http://www.apple.com/jp/macbook/specs/

Appleは、このように企業としての環境活動の他に商品ごとの環境関連データも“合わせて”開示されています。世界にあるすべてのパソコンメーカーのウェブサイトを確認したわけではないですが、商品の仕様のページに環境関連項目が書かれていることは珍しいように思います。環境的側面も“特徴”と言ってしまう部分も憎いですね。

大学生時代からのMacユーザーだからというのもありますが、最近ではCSR支援をしているということもあり、こういった商品の見せ方は非常に気になります。ホント、うまいです。Appleは。

でね、最近は「エシカル消費」(社会貢献消費)とか言われて、社会性の高い(負荷の低い)商品を買おうみたいな流れがあります。そういった、方々にアピールするのもそうなのですが、実はこの「環境配慮商品を買う」という行為は、企業側にとってもISO26000などでも規定される重要なCSR活動の1つなんですよね。

僕の消費行動で世界が変わるとは考えていませんが、こうやって記事に書いたり方々で事例紹介をすることで、数千から数万人の人たちにこの現状を伝えることになります。その中には大手企業の担当者の方もたくさんいるし、その人たちが僕の影響で全社的な購入を検討したら……。

と、そういう意味では、僕は、もう適当な消費行動はできませんね(苦笑)

持続可能な消費

では具体的にどのあたりか。ざっと気付いている部分を紹介します。

主題:人権の課題「加担の回避」では、「購入対象となる物品およびサービスが生産される社会的および環境的条件について把握している」という指針があります。

主題:環境の課題「汚染の予防」では、「環境に配慮した製品およびサービスを早急に取り入れる取組みを展開し促進している」という指針があります。また課題「環境保護、生物多様性および自然生息地の回復」では、「持続可能な技術およびプロセスを利用している供給業者からの製品使用を拡大している」という項目もあります。

もちろん、他にも「持続可能な消費」に関する項目はいくつも見つけられます。

つまりね、小さいことかもしれないけど、従業員が日々の業務で使う備品の選定なども重要な事業活動なので、今後はもっとこういう視点をもったほうがいいですよ、ということです。

国内のパソコンメーカーでどこが一番、商品の環境配慮をしているかというのは知りませんが、Macが嫌いになったら、購買時に調査してみたいと思います。

まとめ

つまり、この記事をお読みのCSR関係者の方に何を伝えたいかというと、Macを使えということではなく、備品関係まで「持続可能な消費」を意識しましょうということと、こういう視点でみる“やっかい”消費者も一定数いますよ、という2点です。

広い意味ではコーズマーケティング的な側面もある、とも言えるかもしれません。

僕としては規模の大小は問わず、倫理的な消費行動をできる限り意識しています。こういうのを「責任ある消費」というのでしょうか。今30代半ばなので、この先、普通に生きることができれば短くない人生が待っています。しかし生きていても、社会が破綻していては話になりません。

そして、今後の日本を作るのは、間違いなく今の20〜30代の若手です。僕が、この世代の人たちにどんなメッセージを届ければいいのかわかりませんが、個人だけではなく、企業サイドにもこのあたりの意識向上を、今後はプッシュしていきたいと思います!



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執筆者:安藤 光展[→プロフィール詳細]