「Writing for Good」

社会貢献系ライターのインプットとは

先週、第三回社会貢献ライター育成講座「Writing for Good」
を開催しました。今回はそのレポートを。

今回のライター講座のテーマは「インプット(情報収集)」。

アクセス急上昇中の社会貢献メディアの編集長をお招きし、
「インプット」からの「アウトプット」までのフローについて、
プレゼンしていただきました。

メモ的な感じになりますがご了承ください。

齋藤実央さん

「Writing for Good」
エシカル情報メディア「Huglobe!」編集長の齋藤実央さん。

同じ情報でも触れ方によって、その人の考えができてくる。

自分の中でテーマを持つこと。自分なりの視点で、一般情報サイトを見てみる。
社会貢献情報サイトだけに社会貢献の関連情報があるわけではない。

正義感、罪悪感に訴えるコミュニケーションにはしない。
一部の人にしかわからない表現を使わない。行動を促す記事でなければ意味がない。

ターゲット読者層がよく見る、他ジャンルのメディアを参考にする。
20代女性がターゲットなら、ファンション系サイトなど。

記事は、プロジェクトを動かす人の“体温”を伝えること。
ネットワーキングは、同じ業界の人で固まらないこと。

記事はラブレターである。
「すぐに世界は変わらない」からといって諦めない。

佐藤慶一さん

「Writing for Good」
NPO情報マガジン「テントセンMagazine」、途上国情報サイト「トジョウエンジン」編集長の佐藤慶一さん。

○NPO等のメディア運営の問題点
・活動報告ばかりでは、新規獲得にはつながらない。
・更新回数が少ない。
・編集者がいない。
・フリーのブログメディアを使っていて自由度が低い。

情報が届かないというNPOが多いけど、そもそも発信が足りてない。
リソースをかけず、情報を届けることはできない。

ソーシャルメディアに頼りすぎたメディア戦略はダメ。
イシュー・マーケティング(課題訴求のマーケティング)
のメソッドからメディア運営をする。

アジェンダ・セッティング。議題設定効果。
社会的課題の文脈・枠組みを提案していくこと。

NPO等の公式サイトは、ターゲティングされたメディアではない。

社会貢献系ライターがすべき3つのこと

1、情報収集はスキマ時間、ツールを使いこなし効率的にすべし。
2、執筆はペルソナを徹底的に意識すべし。
3、基準をもつべし。

上記の3つのポイントを今回学びました。

佐藤さんの、「情報収集のポイントは、情報を取りにいかないこと」
という視点は確かにね!って思いました。

キュレーション・ツールなどを使い、
情報を取りにいかなくてもよい環境・仕組みを作ること。

ライターは、思考停止にならないよう、
でもメソッド自体は仕組化して固定していく。

イシュー・マーケティングという単語は知ってましたが、
社会貢献ライターには必須のメソッドだと思いました。

“自分たち”を前面に出しすぎず、
あくまで社会的課題が記事執筆の1つのポイントになるのだと。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回ぼくのプレゼンはなかったのですが、
質疑応答のコーナーでお二人に2つ質問をしました。
「クオリティ」と「モチベーション」についてです。

モチベーションは、好きなことをしているので別に下がることはないという答えでした。

興味深かったのは、「クオリティが高い記事」とは、
そもそもどんな基準なのか、という話題。

「オリジナリティがあり、読者の行動を促せるのがクオリティが高い」とか、
「ターゲットとしている読者に届く記事」などなど。

興味がある人に、興味がある情報を届けて、行動を喚起できるのが、
クオリティの高い記事なのかもしれません。

編集長のインプット、アウトプット両方のノウハウを具体的に学べたセミナーになったと思います。

毎月行ってきた「Writing for Good」オープンセミナーですが、
7月は一旦お休みして、8月からもう少しコミュニティ要素を強くして再開する予定です。

当ブログにて詳細が決まり次第告知させていただきます。

また、ライティング講座は継続して行っています。
月2本の記事を実際に書いてもらいながら、添削をさせてもらいます。

本気で社会貢献系ウェブライティングを学びたい人は詳細をご覧いただき、
エントリーしてみてください!

▶社会貢献系ライター育成プログラム「Writing for Good」

1、2回のセミナー・レポートです。オルタナ・オルタナSの副編集長お二人と、
プロブロガーのイケダハヤトさんがゲスト講師でした。

▶第1回レポート|社会貢献ライティングの真髄!社会貢献ライターにとっての編集とは
▶第2回レポート|イケダハヤト氏が語る、社会貢献メディア運営の5つのポイント