レポートの第三者意見

レポートの第三者意見

「レポートの第三者意見」とは、統合報告書/サステナビリティレポートに対して、第三者の専門家の視点から評価できる点や改善点(今後期待すること)を指摘するものです。フィードバック・コメントをまとめた「テキストレポート(第三者意見)」が納品物です。フィードバックを公開する場合でも、事前打ち合わせを行いますので文字数や内容の協議ができます。またレポートを中心として、後日フィードバックのお打合せも実施し、サステナビリティ情報開示全体について総合的なアドバイスを行います。

また、第三者意見としての公開を前提とせず、レポート制作が最終段階となった時の、専門家の最終レビューとして活用いただく例も多くあります。他にも「マテリアリティに対する第三者意見(レビュー)」も行なっています。マテリアリティの新規特定および見直しの際にサステナビリティ経営の専門家としてレビューを行なっています。レポートのレビュープロセスと内容・費用は同じです。社外取締役座談会のファシリテーターなども行っています。[情報更新:2026年1月]

※サステナビリティサイト(サステナビリティ関連ウェブコンテンツ)の第三者評価は「サステナビリティサイトの第三者評価」をご覧ください。

なぜ第三者意見が必要なのか

サステナビリティ情報開示の質を上げるには何が必要か考えたことはありますでしょうか。答えは「フィードバック(レビュー)」です。開示した情報が「良いか、悪いか」は、情報の受け手となる読者が決めることであり、企業が決められることではありません。また、ステークホルダーにインタビューしたとしても、ステークホルダーは情報分析のプロではないため、適切なフィードバックを得られないことも多々あります。そのため、自社でも、コンテンツ制作会社でも、ステークホルダーでもない、客観的にフィードバックができる専門家の第三者評価が必要になるのです。

日本の大手企業は統合報告書/サステナビリティレポート/サステナビリティサイトなどの制作に数百〜数千万円をかけるのに、専門家による第三者意見に数十万円を払う予算を使うことはあまりありません。このような状態では、現在のレポートが「良いか・悪いか」を判断しようがありません。そのため、第三者意見と総合的な開示アドバイスを受けることによって、情報開示の良い点と改善点を明確にして、更に情報開示の質を上げることができ、様々な成果(アウトカム)が期待できるようになります。

これらの課題の解決に貢献できます

・開示内容の不足箇所や改善案を知りたい
・開示内容だけではなく活動自体のアドバイスもほしい
・第三者レビューを受けていることを開示したい

本サービスの3つの特徴

1.実務的でハイレベルな評価
箔付けとしての第三者意見ではなく、現場のプロフェッショナルが客観的で実務的な分析とアドバイスを提供します。サステナビリティ経営に関する書籍を出版していて、情報開示に関する知識が国内トップレベルの担当者が評価を行います。

2.優れたコストパフォーマンス
成果物に対してコストパフォーマンスに優れたサービスであると自負しています。単なる形式的なレポート執筆ではなく、情報開示のプロフェッショナルとして、総合的なアドバイスも併せて行うことで、単発のコンサルティングと同様のアドバイザリーを提供しています。この費用でこの内容の実施は国内でトップレベルと自負しています。

3.レビューの実施
分析レポート提出後に、レポートの報告に加えレビューを実施します。レビューとは、調査分析によって明確になった課題に対して、解決策提示とディスカッションをすることです。本サービスでは、分析レポートの質・量よりも対面でのアドバイスに重きを置いています。直接のアドバイスのほうが貴社の課題解決に貢献できると考えるからです。

評価概要

■評価方法
知識と実績が豊富なサステナビリティ経営の専門家が、統合報告書およびサステナビリティレポートを以下の評価視点などでレビューします。サステナビリティ経営視点の総合的評価のため、フィードバックは必ずしもIRや投資家目線とは限りません。

■評価視点例
・全体項目
1. ガバナンス:サステナビリティ関連のリスクと機会を特定・管理するプロセス・推進体制の開示がある
2. 戦略:サステナビリティ関連のリスクと機会に関する中長期の戦略および見通しについての開示がある
3. リスク管理:サステナビリティ関連リスクについて識別・評価・管理に関する開示がある
4. 指標と目標:サステナビリティ関連のリスクと機会に関する短中長期の成果指標・目標の開示がある
5. インパクト:経済的および社会的な成果およびその特定・測定・管理に関する開示がある
6. コネクティビティ:「財務と非財務」など各情報のつながりが考慮され一貫性・整合性がある
7. オリジナリティ:コンテンツに独自性があり「らしさ」が合理的に表現できている
8. AI対応:コンテンツ全体が機械可読性の高いレポートである

・個別項目
1. パーパス:理念体系および企業文化など組織理解のための情報が十分にある
2. マネジメント:推進体制、関連する各方針、中長期経営計画、推進戦略などが明確に開示されている
3. マテリアリティ:マテリアリティ特定過程および項目、目標、KGI/KPIに関する情報が十分にある
4. トップメッセージ:トップマネジメントのコミットメントに関する情報が十分にある
5. エンゲージメント:重要なステークホルダーが特定され対話に関する情報が十分にある
6. 価値創造ストーリー:経済的および社会的な企業固有の価値創造に関する情報が十分にある
7. 経営資本:競争優位に資する無形資産を事業戦略に統合した情報が十分にある
8. 社内浸透:経営理念やサステナビリティ戦略の解像度を高め従業員へ浸透が図られている
9. 環境:気候変動対応、生物多様性および環境領域全般に関する網羅的な情報およびデータがある
10. 社会:人的資本、人権、サプライチェーンおよび社会領域全般に関する網羅的な情報およびデータがある
11. 組織統治:「“稼ぐ力”の強化」およびガバナンス全般に関する網羅的な情報およびデータがある

■評価対象
サステナビリティ情報開示を行う媒体。主に統合報告書、サステナビリティ・レポート、CSR報告書・社会環境報告書、など。冊子版の媒体を扱っていない場合はサステナビリティ関連のWebコンテンツの評価も行なっています。

■評価要素
過不足に対する評価項目は、サステナビリティ情報開示に関連する国際的ガイドライン、統合報告書関連アワードおよびランキングの評価項目などを中心に、国内外のESG評価機関の評価項目、サステナビリティに関連する格付け・アワード・ランキングの評価項目、国内外の関連イニシアティブの重要項目、国内の官公庁および証券取引所の推奨開示項目、各種民間調査によるステークホルダーの情報ニーズの高い項目、そのほか世界の潮流・動向等も考慮し、確認をしています。また社会の変化に合わせ毎年抜本的な見直しを行なっておりグローバルトレンドとの整合性を高めています。

実施内容

原則として事前打合せは「オンライン(60分)」での対応となります。またレポートの提出は「事前打ち合わせ後、2週間以内」の提出を基本としていますが、状況により前後する場合があります。

■実施内容
・事前打合せ(文字数・内容の確認および協議、60分)
・第三者レポートの作成(1,000文字程度のテキストレポート)
・レビュー(サステナビリティ情報開示全体のアドバイス、60分)

実施プロセス

ご相談

サービス説明のご面談(オンライン:60分)

ご発注

事前打ち合わせ(オンライン:60分、必要であれば実施)

レビュー資料の作成(提出は「事前打ち合わせ」より2週間程度が目安)

レビューの実施(訪問/オンライン:60分)

請求書発行(原則:月末締め・翌月末支払い)

実績

以下は公開されているものであり、非公開の第三者意見も毎年多数行っています。

■レポートの第三者意見
・素材/上場企業(2025、非公開)
・機械/上場企業(2025、非公開)
・エネルギー/上場企業(2025、非公開)
・化学/上場企業(2025、非公開)
・機械/上場企業(2024、非公開)
・産業機器(2024、非公開)
・化学/上場企業(2024、非公開)
・日本農薬「CSRレポート2024」
ほか

■マテリアリティのレビュー/第三者意見
・専門商社/非上場企業(2025、非公開)
・サービス/上場企業(2025、非公開)
・加藤製作所「サステナビリティサイト」(2024)
・東亜ディーケーケー「サステナビリティサイト」(2024)
・澁澤倉庫「統合報告書2023」
・ナイス「統合報告書2023」
・キングジム「統合報告書2022」
ほか

評価担当者

安藤光展/サステナビリティ・コンサルタント
一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会/代表理事。法政大学/客員研究員。環境経営学会/理事。専門はサステナビリティ経営、サステナビリティコミュニケーション。著書は『サステナビリティ戦略の実装』(千倉書房)他多数。[詳細プロフィール]

費用/納品物

■費用
1件20万円(税別)
※ご予算が別途あれば調整することも可能です

■納品物
・第三者意見(1,000文字程度のテキストレポート)

■実施期間
お申し込みから「約1.0ヶ月」

お問合せ

本件に関する質問/相談については【お問合せフォーム】よりお願い致します。ご検討よろしくお願いいたします。