CSR格付け・CSRランキングは、健全なCSR活動を阻害しているかも

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CSR格付け・CSRランキング

先日、CSR格付けやランキングの作られ方と使われ方の問題点
という記事を読んで、思うことがあるのでまとめを。

記事内容は「CSR関連調査への回答」についての話しです。

ある程度の規模になる企業には、様々な質問表・調査票がきます。
しかし、それらに回答することが、業績にどれだけ影響しているのか。

記事の要点を振り返りながら、自社の活動の確認をしていただければ幸いです。

CSR調査

CSRやESGに関する質問状への対応は、上場会社のCSR担当者やIR担当者の頭を悩ませている。欧米を中心とする多くの調査業者から質問状が舞い込み、その回答作成が大きな負担になっていると聞く。世間に知られていない調査業者の質問状に苦労して答えても、何の効果もないとすれば、骨折り損のくたびれもうけだ。

これ、僕は、先日グローバルコンパクトで講演させていただいた時に、色々お話を聞きました。

大手企業や業界の中堅レベルになると、様々な調査票が送られてくるとのこと。
CSR関連のものも最近増えていると聞きました。

実際、質問に何日もかけて答えても、それに見合う成果は上がらないとも。
答えないならそれでもいいのですが、それだけで、評価ランクを下げれるのも嫌なものですよね。

CSR調査の評点は、調査業者によってバラバラの状態のようなのだが、こうした不安定な結果が投資家や消費者、取引先の判断に影響を及ぼしているとすれば、調査業者の信頼性が問われなければならない。

そう、これ。

評価する調査会社の評価ってあまりされなかったります。

日本でもCSR関連の調査はありますが、
「あんたらが人様を評価する資格あるの?」みたいな所もありますよね。

僕のブログも「CSRランキング」という検索ワードで来る人が多いですが、
調べるほうも、調べられるほうの事情もわかると、
また見方が変わってくる気がします。

情報利用者とのコミュニケーションも、一層重要であろう。使われない情報を大量に作り出すことは、貴重な資源の無駄遣いに等しい。回答が有効に活用されるならば、企業側からの回答率も上がり、調査の信頼性も向上するはずであるし、企業側の徒労感も減ずるだろう。

ムダなんですよ。ムダ。

すべての調査がムダとは思いませんが、
ただでさえ、少ない人員でオペレーションをしている、
CSR部の邪魔をする(リソースの無駄使い)のは、
やはりよくありませんよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

CSR調査をしている日本の企業・団体は少ないですが、
調査業者からの情報開示がしっかりしているなら協力しても良いかもしれません。

本来、こういった調査に答える業務などより、
実際のCSR活動に時間を割きたい所です。

CSR部、IR部などの方は、一度、調査回答業務の見直しをしたほうが、
企業業績に貢献できるかもしれませんね。

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