ムハマド・ユヌス氏の講演

ソーシャルビジネスのトップランナー、ムハマド・ユヌス氏の講演まとめ。

昨日、ノーベル平和賞受賞者で、
ソーシャルビジネスのトップランナーの
ムハマド・ユヌス氏の講演会に行って来た。

今日はそのまとめ。

メモ

相手がたった1人でも、「誰かの役に立ちたい」。
そこからすべてが始まった。

最初の一歩はとても小さかった。

しかし、いつの間にか銀行を作り、
多くの人にインパクトの幅を持つ事ができた。

グラミン銀行は、「性善説」的アプローチ。
通常の銀行は「性悪説」的アプローチ。

すべて“逆張り”でやってきた。
生きて行くことが、布石になる社会。
それは悪い事ではないと思う。

雑感

英語もゆっくりだったので、随分聞き取れた。
でも文脈というか、もう少し、彼の事を知っていたら、
もっと理解できたかもしれない。

彼の半生を振り返った話しで、
基調講演ではそんなに深い話しはなかった。

後半のパネルディスカッションはパネリストが多く、
深いところまで全然いけず、個人的には消化不良状態。
もちろん、それ自体は面白かった。

一番印象に残ったのは、「クリエイティビティ」を彼が、
連呼していたこと。

クリエティビティは持っているだけではもったいない。
クリエイティビティは使うものだ。傍観してはいけない。
日本の若者よ、ソーシャルビジネスにチャレンジを!
ユヌス氏:ソーシャルビジネスと既存ビジネスは相反するものではない。
既存ビジネスを否定するつもりもない。
ソーシャルビジネスという形でしか解決できない隙間がある、
という発想でソーシャルビジネスに取り組んでいる。
だからこそクリエイティビティが重要。

という趣旨のことも言っていた。
一番の収穫は、生で彼を見、話しを聞くことができたこと。

映像や文章だけなら、売っているし、簡単に手に入る。

あるのリアルの空気感は会場で
最前列(どの講演でも定位置を確保!)で味わえる醍醐味。
そんな感じだった、昨日でした。

参照:ツイートまとめ http://togetter.com/li/163877