感覚って誰のもの?

ミロのビーナス理論

昨日、Twitterでそんなやり取りをしていた。
「説明しすぎたモノは避けられる。だって一方的だ。」

と僕がツイートして、それに反応した人から、
それ「ミロのビーナス理論かも」とご指摘をいただいた。

ミロのビーナス理論とは、
「未完成だから、その先を想像できる」という考え方。

良いものがより良く見えるって感じです。
古代ギリシャで制作されたというミロのビーナス彫刻像。
その美しさは学術をも上まり、未だに完成・修復していない。

学者も両腕がない彫刻像の先を想像しえないのだ。
未完の美ってヤツ。自覚を挟むことで、コミュニケーションが完成する。
人間、自分でしたことは良く見えます。

自分で作った野菜がおいしい

自分で作った野菜がおいしいのも、ミロのビーナス理論。
野菜の例えはアレですが、感覚ってどこまでいっても自分主義なんですよね。

だから物事を自分事と捉えた瞬間、人のイメージは世界になる。
“百聞は一見にしかず”はエクスペリエンスして自分事としないさいってことかな、と
イケア効果なる、行動経済学的見地からの見方もあるらしい。

顧客自ら一手間加えることで、愛着が生まれる。
そこに“感情”が生まれるのである。
広告、ブランディングのコミュニケーション構築にも、
言えるような気がする。

特に独りよがりになりがちな、CSR広告なんかは特に。
ステークホルダーと対話を構築するには、
それぞれに伝え、考え、アクションしてもらう必要もある。

一方的に伝えるだけはコミュニケーションとは言わないし、
予定調和のCSR関連出来レース的消費者参加座談会も、
コミュニケーションとは言わない。

そんな風に思います。
“共感”が広告のネクストステップみたいな考え方がありますけど、
やっと本来のコミュニケーションの形になってきただけなのかもしれません。

ミロのビーナス理論。イケア効果。
みなさん、覚えて使いましょう!

参考:CSRコミュニケーションは“未完成の完成品”を目指すべき?「ミロのヴィーナス理論」



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