CSRの効果測定指標となるか?「DAC評価5原則」と「CSO開発効果8原則」

CSRの効果測定指標となるか?

「DAC評価5原則」と「CSO開発効果8原則」。

CSRの効果測定指標ってのは言い過ぎかもしれませんが、
CSRにおける一つのフレームワークとして、
今回紹介させていただきます。

CSR活動におけるフレームワークはいくつも紹介してますが、
評価を計るって時は、「DAC評価5原則」は結構使いやすいかも。

参照:最も日本らしい?「思いやり経営」というCSR評価指標について
参照:CSRでブランド価値を計れ!企業のCSR到達フェーズ別の5つのポイント

DAC評価5原則

OECD(経済協力開発機構)の中に、DAC(開発援助委員会)があります。この委員会は、加盟国による途上国への援助の拡充を図ることを目的とし、1991年に DAC によって提唱されたのが「DAC 評価5原則」です。ここに、”よい”とされる国際協力の基準が示されています。JICA(独立行政法人国際協力機構)の事業評価にもこのDAC評価5原則が用いられています。
(Webサイトより)

妥当性 relevance 事業の目標や成果が、受益者のニーズや国の政策と照らし合わせて妥当か
有効性 effectiveness 事業の目標が実際に満たされるのか
効率性 efficiency 事業に投入された資金と成果の関係は適切か
影響力 impact 事業実施による影響(正負ともに)はどのようなものか
持続性 sustainability 事業から生まれた成果が、事業終了後どの程度持続するのか

ということです。

僕はCSRにもこの指標が大きく役に立つと考えています。
特に「持続性」。CSR活動をいつまでもしていてもしょうがない。

トリガーとなり、自然とサイクルがまわる“仕組みづくり”をしなければ、
いつまでも投資しなければならないからです。

CSO開発効果8原則

近年では、より効果の高い国際協力を目指し、NGO間での話し合いも活発に行われるようになっています。その結果が「CSO開発効果8原則」と呼ばれるもので、CSO(Civil Society Organization)開発効果フォーラム第1回世界大会(2010年・トルコ)が開催された時に提唱されました。すでに、日本を含めた各国で、多くのNGOが効果向上を話し合うナショナルコンサルテーションの開催や、NGO、政府機関、国会議員などを含めた話し合いなどを済ませ、今後はさらにこの原則を普及させる取組が行われています。
(Webサイトより)

人権と社会的正義の尊重
ジェンダー平等と公平性の推進
人々のエンパワメントと参加の重視
環境の持続性可能性の重視
透明性と説明責任の重視
公平なパートナーシップと団結の模索
知識創出と相互学習
プラスの持続的変化の実現

やや堅い表現ですねぇ…。でも大切な視点ですよね。
ISO26000の主要項目にも近いと思います。

あまりにも網羅的ではありますが、
全体を俯瞰してみる必要がある時に便利かもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

僕も目下勉強中であるので何とも言えませんが、
こういった国際ルールのソフトローを理解し、
適切なフレームワークを用いることが大切なんだと思います。

日本企業で上記のフレームワークを、
CSR活動にあてはめるなら、まずは「DAC評価5原則」でしょうね。

こんなのもあるということを知っておくと、
今後、どこかで必要になるかもしれませんよ?

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