全世界が注目する社会貢献ビジネス

あなたは、“儲かるCSR”をしたいと考えたことありませんか?

今回は、全世界が注目する社会貢献ビジネス、
「one for one」の超絶Coolな3つの事例を紹介。

ビジネスとして売上も確保ししつ、
社会的なインパクトを出す。

そんな事例を3社ほど紹介します。

「one for one」の超絶Coolな3つの事例

1、TomsShoes

TOMSはシンプルなコンセプトのもとに設立されました。1足の靴が購入されるたびに、靴を必要としている世界の子供たちに新しい靴を贈ります。これがTOMSのシンプルな約束“One for One”です。あなたの1足が、靴の買えない子供たちの新しい1足になります。1個人の購買力を、世界規模の人助けに役立てること、それが私たちTOMSのすべてです。TOMSの使命は、私たちのお客様(カスタマー)を恩恵人(ベネファクター)へと自然に転換することです。そうすることによって、援助のために募金を募るのではなく、本当の意味で長く維持し、継続していくビジネスができるようになりました。
(トムズシューズJAPAN、webサイトより)

one for oneビジネスモデル。
何かを一つ購入したら、一つを誰かに寄付するビジネス。
トムズシューズの場合、1足販売に付き1足寄付のことです。

今までたくさんありそうなのですが、
ビジネスとして確立し、このビジネスモデルを有名にしたのがトムズシューズです。

以下に紹介するビジネスモデルも、トムズシューズを参考にしたと、
公にアナウンスしているほど、強烈なインパクトをもたらしたビジネス。

特定商品を買うと、売上の一部を寄付する、
コーズマーケティングの一つとして考えるとわかりやすいでしょう。
世界の、「one for one」のソーシャルビジネスを作り上げた企業、
そう言っても過言ではありません。

TomsShoes

2、WeRide

デトロイトではじまった新しい公共サービス「WeRide」。

「WeRide」を利用するには、まずメールでバス会社に応募し、
正式にプログラム利用者として認められると、
無料でバスを利用することができるようになるとのこと。

デトロイトの公共交通機関の課題を解決できそうなアクション。
フリーライド(タダ乗り)を勝手にするのはモラルに反しますが、
タダ乗りを推奨する取組みは聞いたことがありません。

日本の地方は、不採算路線がたくさんあります。
運行本数を減らしても、一便の乗降客が増えないからです。

せめて廃線にする前に、PRも含めて、
フリーライドなんていうのも粋かもしれませんね。

WeRide(英語)

3、モラルアイズ

ニューヨークで、モラルアイズを昨年立ち上げたジョー・サックス氏は、10年以上メガネ業界に従事してきた。起業をする際に、どうせ会社を始めるなら、社会に貢献するような企業にしたいと強く思ったという。「ビジネススクール在学中に、トムスシューズの存在を知って、自分が長年携わって来たメガネ業界で、同じようなコンセプトの事業が立ち上げられないかと考えるようになった(ジョー・サックス氏)」

起業をした2011年から約1年半で、
すでに1万5千個のメガネの寄付したらしいです。

何かビジネスをしていて、「one for one」モデルを導入するのではなく、
起業の時点ですでにベクトルが決まっている。
ここがめっちゃCoolですよね!

引用:読書用メガネ販売で社会貢献、モラルアイズとピーパーズの挑戦

3社以外にも色んな企業があります。
以下参照までにSmile Squaredというプロジェクトを
紹介しておきます。

1本買うと1本が途上国に! One for Oneモデルの歯ブラシ「Smile Squared」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

コーズマーケティングの先進事例は、
売上の一部を寄付というスタイルから、
「one for one」、例えば、エンピツ一本買ってくれたら、
エンピツ一本寄付しますみたいなスタイルになっていくのかも。

寄付よりインパクトは大きいし、
何より、自分たちが関わっているという実感ができますよね。

BtoCビジネスが中心となると思いますが、
CSRアクションの企画会議に「one for one」はいかがでしょうか?