環境産業

あなたは“環境産業”って言葉を聞いた事ありますか?

今回は、先日環境省から発表された、
環境産業についての備忘録を兼ねて。

環境と経済がともに向上、発展する社会の構築へ向けた、政策立案の基礎とするため、また、広く環境産業に関わる主体への情報提供を通じて環境保全に資する経済活動を推進するための情報整備を行っています。
(環境省報道発表より)

というわけで、良いの悪いのではなく、
もうそういう方向ですよ〜ってことです。今の所。

ちなみに、環境産業とは、
「環境汚染防止、地球温暖化対策、廃棄物処理・資源有効利用、
自然環境保全の4大項目からなる環境産業分類」の産業だとのこと。

CSRで行われる自然環境保全の予算もここに入るんですかね。
NPOの活動予算とかは算出されてなさそうだけど…?

参照:環境産業の市場規模に関する情報|環境省

市場規模69兆円、185万人雇用

市場規模

環境産業は70兆円という巨大な市場規模。

ではどの産業(業界)が同じ水準なのでしょうか。
同じ70兆円前後の産業は例えば、

・食品産業
・医薬品
・レジャー

などがあります。

産業の規模で言えば、かなり大きな部類。
1兆円の産業だって、実際、大きなもんですから。

市場の今後

2020年 120兆円 雇用規模280万人(環境省資料より)

環境産業は今がピークではなく、
今後もどんどん大きくなると環境省は予想しているようです。

むむ。なるほど。
これから参入しても市場としてはおいしいということか。
激戦になることは間違いないけどね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

産業規模(市場規模)が大きかろうが、小さかろうが、環境活動を含めた環境ビジネスはどんどん進めていくべきだと、僕は思ってます。

木を植えるより、環境系ビジネスのほうがよほど、社会へのインパクトも出るだろうし。

というわけで、世の中そんな感じで進んでるみたいですよ〜。皆様の雑学として覚えておいてくださいな。

[環境産業市場規模推計、環境成長エンジン報告書2010]

追記:2013年10月1日

2011年は、環境産業は82兆円、雇用規模227万人という巨大な市場規模となっており、同レベルの市場規模では「食品産業」「医薬品」「レジャー」など、誰もが経験・体験したことがあるメジャーな市場があります。

そして、2020年には120兆円規模の市場となり、雇用規模は280万人程度となるという推計が出ています。

環境省が定義する“環境産業”とは、「環境汚染防止、地球温暖化対策、廃棄物処理・資源有効利用、自然環境保全の4大項目からなる環境産業分類」のことを指します。

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