幸せは誰でも掴めるものなのか

あなたは一度でも”幸せになりたい”と思った事はありませんか?

今回の記事は、様々な分野で証明されてきている、
幸せと社会貢献の関係についてのオピニオンです。
決して、怪しい宗教へのお誘いではありません(笑)

“幸せになれる”3つの理由

1、寄付

他人のためにお金を使う事の方が、
自分ためにお金を使う時よりはるかに幸福感が高まる。
(書籍:ドラゴンフライ・エフェクトより)

また、アメリカ国立衛生研究所の実験で、
被験者に慈善事業への寄付を考えさせたところ、
利己的な快楽に関わる脳の部位が活性化したというものがあるそう。

人のための活動が、自分の快楽(幸福感)につながる。
非常に興味深い実験結果です。でもわかる気もします。

2、ポジティブ心理学

同僚や通りすがりの人に支援の手を差し伸べる。
こうした利他的行動を行うと幸福感が増すのだそう。

良い事したな、というエゴの満足感かもしれません。
しかし、誰かも幸せになり、自分も幸せになれるのが、
利他的行動なのであれば、どんどんするのがよいですよね。

3、つながり

マザーテレサは「世界で一番怖い病気は“孤独”である」と言っている。
映画サマーウォーズでも、ひとりぼっちはダメと言っていた。

つまり、仕事場にも仲間を持つことは幸福感を感じる上でとても重要。
なおかつ、それが社会貢献という利他的活動のコミュニティであれば、
グルタミン酸とイノシン酸の旨味成分の相乗効果のごとく、
より幸福感を感じる事ができるようです。
ちょっと例えが微妙ですが。

幸せについての格言

いくつか偉人たちの幸せに関する格言をご紹介。
あなたの社会貢献を後押しするものであれば幸いです。

善や美を作り出したり、享受することが幸福感をもたらす。
(ヴィクトール・フランクル)

一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ。
(川端康成)

幸福になりたいのだったら、 人を喜ばすことを勉強したまえ。
(M・プリオール)

世界全体が幸福にならないかぎりは、 個人の幸福はありえない。
(宮沢賢治)

本当に幸福になれる者は、人に奉仕する道を探し求め、ついにそれを見出した者である。
(アルベルト・シュバイツァー)

他者を幸福にすることが、一番確かな幸福である
(フレデリック・アミエル)

他人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ
(アインシュタイン)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近、社会貢献に関心のある学生が増えているというのは、
「誰かのために活動する意義」を感じ、幸せになりたいとの願いの裏返しなのかも。

また、格言も紹介しましたが、
昔から、人・社会に貢献することが幸せの糸口であると、
体験から感じている人が多いのが面白いですね。

いまでこそ、心理学の発達により社会貢献活動が、
人の幸福感を増進させるアクセレーターになると科学的にわかってきています。

利他的行動が人の幸福感に作用する詳しい理由は、
「ポジティブ心理学」系の書籍をあたるのがよいと思いますよ。
今年の“秋の夜長”は、幸せを探す読書の旅もいいですよね。

昔の人も気付いていた、幸福感の在処。
さぁ、あなたも、そして企業も、誰かのために本気で貢献し、
一緒に幸福感を味わいませんか?