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環境におけるCSRブランディング評価の決定版「環境ブランド調査」(2016)

環境ブランド調査

環境におけるCSRブランディング評価

先週発表された、日経BP社のCSR関連ランキングの1つでもある「環境ブランド調査2016」を紹介します。

「環境ブランド調査」とは、日経BP環境経営フォーラムが毎年主要560企業ブランドを対象に、各企業の環境に関する活動が一般の消費者にどう伝わっているかについてアンケート調査し、結果を集計・分析したもの。

チェック項目は「環境情報接触度」「環境コミュニケーション指標」「環境イメージ指標」「環境評価指標」の4つの指標を総合して算出します。今年で17回目を迎えるのだそうです。

一般消費者の意見ということで、BtoC企業の注目度が高いかもしれません。CSRがブランドへの効果はあるのか、つまり経営戦略として取り組む価値はあるのか、ということでもあると思います。

ニュースリリースにもいくつか調査事例が掲載されているので興味がある方はチェックしてみてください。

参照
ニュースリリース|日経BP社「環境ブランド調査2016」 トヨタが7年ぶりに首位 燃料電池車やハイブリッド車が押し上げ
環境ブランド調査、トヨタが7年ぶり首位奪還

環境ブランド調査2016

1、トヨタ自動車
2、サントリー
3、パナソニック
4、イオン
5、ホンダ
6、日産自動車
7、キリン
8、サッポロビール
9、日本コカ・コーラ
10、JT
11、アサヒ飲料
12、セブン-イレブン・ジャパン
13、ヤマト運輸
14、マツダ
15、花王
16、東芝
17、アサヒビール
18、シャープ
19、日立製作所
20、カゴメ

なんかトップ20社は、昨年の20社内での入れ替えが多く、そこまで圏外からの入れ替えというのはなかったようです。この分野でのジャイアントキリングは起きないのかも…。いや滅多に起きないからジャイアントキリングになるのか。

あと、気になる話は、『今年、日経BP環境経営フォーラムは投資家による企業のESG評価と環境ブランド調査の結果を比較してみました。例えばCDPの気候変動や水の優秀企業(Aリスト)の多くは、環境ブランド調査の50位以内の企業であることも分かりました。』という話です。

環境対応が進んでいる企業は、そもそもESGに免疫がありますし環境から派生してCSR全体の対応も早いのかな?とおもったら、CDPの話でガチ環境だけの話だったでござる。あるいみ因果関係のわかりやすい状況のようです。

まとめ

CSR関連領域の「ブランディング」って難しいですよね。

そもそもブランディングって短期間でできるものではないし、もっといえば“CSRのみ”でコーポレートブランドが作られているわけではありませんし、一般消費者は企業の様々な側面を見て判断します。

今回の調査は、環境を中心とした調査でしたが、BtoCは直接的な同業者だけがライバルとなるわけではないので、他業種を含めて、消費者にどのようにアピ—ル(コミュニケーション、エンゲージメント)するか、戦略的に取り組みましょう。

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執筆者:安藤 光展[→プロフィール詳細]

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