ソーシャル系行政書士ブロガー


NPO、社団法人の設立に携わる、行政書士。
実は日本唯一のソーシャル系行政書士ブロガーがいるんです。

石下貴大(いしげたかひろ)さん。
先日、「図解でわかる NPO法人・一般社団法人」(アニモ出版)を出版。
アマゾンで品切れ、ランキングも一桁をキープしていた!という本です。

彼はブロガーです。毎日更新してますし、
環境系ビジネスの造詣の深さはさすが専門家という所です。
そんな、NPO設立のプロ兼ブロガーの石下さんに取材してきまして、
今回はそのまとめ記事を。

NPO設立のポイントから、ブログの活用法なども少し聞いてきました。
これからNPOを立ち上げようという方、
すでにNPOを立ち上げているが運営を見直したいという方必見です!

こういうソーシャル系ブロガー仲間を個人的に大切にしていきます。

NPO法人設立の注目ポイント3つ

1、稼働する理事の選出

石下さんは相談ベースで年間100件近くのNPOについての相談に乗るそう。
そこから実際にNPO法人を立ち上げる人たちももちろんいますが、
気になるのは、「理事」とのこと。(もちろんそれだけではないけど)

NPO法人設立には何人もの名前が必要で、
どうしても“名前だけ貸す”という状況が生まれてしまう。

しかし、団体にあまり貢献しない人材が理事をしていていいのでしょうか?
逆に理事選出をしっかりしている法人はしっかりしている所が多いようです。
すでに設立から何年か立っているも見直す必要があるかも。

2、中期事業計画の立案

3カ年計画、5カ年計画など、中長期の事業計画が明確な法人は、
やはりスタートダッシュもよいらしいです。

団体の目的が明確だと、代表以外のメンバーの動きが効率的になりますよね。
逆に事業計画が明確でない所は運営が不安定になりそう。

まずできることは、年間事業スケジュールの明文化などでしょうか。
法人を立ち上げるは簡単ですが、継続は難しい。
当たり前の経営計画をしっかりと立てる。ここがポイントだということです。

3、メンターの確保

石下さんがおっしゃるにはメンターを早い時期に見つけておくことが大切だと。

人間には脳みそが一つしかありません。目も前にしかついていません。
世界は自分の知らないことばかりなのに、自分の背中は見えないのに、
一人で法人を運営するのは大変つらいものです。

ですので、仲間というより、メンター(相談役の先輩)の確保が重要になってきます。
コンサルティング会社がメンターになる場合もありますが、
ほとんどの場合、同業種の先輩になってくると思います。

メンターの見つけ方で、これといって決まった方法はないですが、
経営者の集まりや、友人の紹介などが多いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

そんなの当たり前じゃん!という方。ノンノンです。
上記の3つのポイントを設立時に達成するのはめっちゃハードル高いです。

だからこそ、上記の3つがあれば、
スタートダッシュができ、今後の動きが一気に加速するというものです。

まずは、石下さんの本を買って、勉強して、
よりよいスタートをしましょう!
本もいいけど、ブログも要チェック!

次回「ソーシャル系ブロガー紹介」は、あなたかもよ?

参照

ブログ「環境系行政書士への道」
http://ameblo.jp/fc-ishige/

先月出版されたばかりの石下さんの本です!