環境報告でも企業価値を上げる? 日経「第19回 環境経営度調査」(2016)

環境経営度調査

日経・環境経営度調査

先日、日経の「第19回 環境経営度調査」(2016)が発表されてましたので、情報をシェアします。

純・和風なCSRランキングの中では、トップクラスに有名な本調査。製造業の皆様は特に注目していると思います。しっかりと確認しておきましょう。昨年のまとめは以下からどうぞ。

日経CSR経営調査ランキング「環境経営度調査」(2015)

環境経営度調査:製造業

1、コニカミノルタ
2、日産自動車
3、キヤノン
4、YKK
5、住友電気工業
6、トヨタ自動車
7、パナソニック
8、デンソー
8、ホンダ
10、コマツ
10、日立建機

製造業のトップ10です。妥当オブ妥当なランキングでした。トップオブトップの企業はかなり僅差でランクしており、大差がついてのランキングというわけでもないようです。

この日経「環境経営度調査・ランキング」と、東洋経済「CSR企業ランキング」は日本のCSR担当者の間では知名度の高いランキングでしょうし、環境活動を含めて、適切な情報開示をしていきたいところ。影響が大きいのだから、他の企業や団体の調査に回答しないでココに集中しちゃえばいい、と第三者は思うのですが、なかなかそうもいかないCSR担当者の苦悩も知っているだけに…。

環境経営度調査:非製造業

■金融
1、損保ジャパン日本興亜ホールディングス
2、三井住友海上火災保険
3、リコーリース

■商社
1、三菱商事
2、三井物産
3、日立ハイテクノロジーズ

■建設業
1、大和ハウス工業
2、大成建設
3、清水建設

8業種が紹介されてましたが、ここではそのうち3つを紹介。詳細は「第19回 環境経営度調査」からご確認ください。こちらは、1位から3位までが僅差の業種もあるし、かなり差が開いていて1位の独走みたいな業種もあります。

まとめ

ランキングがどうこうというよりは、環境報告をきちんとできる体制ができていることが前提です。

もちろん、今回ランキング上位に入った企業は素晴らしいと思うのですが、ランキングとかインデックスの盲点を忘れてはいけませんね。

つまり「ランクインすること」よりも「ランクから外れること」に注意が必要です。ディフェンディング・チャンピオンというか、「なんで外れたの?」と経営層から総ツッコミが入ること間違いなしです。

僕が思うに、レピュテーション効果は「ランクを維持する」過程で生まれるような気がしていて、「去年もランクインしてたね」って継続ができる企業から信頼訴求ができるのかなぁ、と。

というわけでございまして、今回上位ランクインした企業様、おめでとうございます。今回上位ランクから外れた企業様、ご苦労様でした。そもそもランクインしていない企業(特に製造業)様は…。来年の発表が今から楽しみですね!

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