社会起業をしたいと思った、たった一つの理由。

社会起業をしたいと思った、たった一つの理由。
私、安藤光展が、社会起業をしたいと思った、たった一つの理由。
それは、大きなきっかけもなく、突然現れた。
大学を卒業して、サラリーマンになり、
飲食店経営会社、大手ネット系広告代理店と勤めていて、
将来は、長野に帰り、農業やってゆっくり過ごしたいと思っていた。
やがて、ビジネスの場面で、様々な価値観を見聞きする中で出会った、農業。
クリエイティブな仕事がしたい、地元に貢献したい、
この二つが夢だった。どちらも農業だったら叶えられる。
そんなことに気付いた。
そして、時が流れ、独立し、一年が過ぎようとしていた。
2009年、夏が始まる少し前、
中小企業経営者の全国集会で北海道に行くことに。
その飛行機の中で隣いたのが、現・副代表の鈴木氏。
「僕、実は、将来農業したいんですよね。」
「えっ!?私も面白いと思ってたんですよ!」

そこから物語は始まった。静かに。そして確実に。
農業の知識なし、人脈なし、資金なし。あるものは「農業への想い」だけ。
そして、NPO法人フローレンスの駒崎氏の【「社会を変える」を仕事にする】という、
書籍に出会う。運命だったのかもしれない。
僕の中で、NPOの概念が変わった。
そして、目指すべき人生の方向性が見えた気がした。
100%凡人な僕が、これから社会とどう関わっていこう?
そんな疑問が形になった気がした。
そして社会起業家の著作を買いまくった。読みまくった。
そして、【「社会を変える」を仕事にする】を読み返した時に、
涙が出た。なぜかはわからない。
この、涙が僕の心のトリガーになった。
きっかけは自分の中にあった、らしい。

あっ、俺、NPOを作ろう。と。
涙の向こうに未来が見えた。
たったそれだけ。
別に画期的な農業普及のビジネスモデルがあった訳ではない。
社会起業。
ソフトバンクの孫氏が言う、「登りたい山」が見つかった。
社会起業は別に肩書きやジャンルではなく、
生き様を指す言葉だと認識しています。
僕はラッキーな人間だ。
20代にして、心から本気になれるビジネスに出会うことができた。
20代で独立って、
デザイン系などの専門職(フリーランス)ではなくはないけど、
全体で言えば少ない。
全国の社長の平均年齢が55歳とかでしょ?
当たり前な話しですけどね。
もちろん、ここからがスタートでまだ、
僕の物語ははじまったばかり。
初期のルフィ海賊団のように、
まだ仲間を集めながらの航海である。
まだまだ、見た事のない敵とエリアがたくさんある。
でも、仲間との「航海」ってわくわくしない?
走りながら考えること以外に、今の僕にできることはない。
リスク?若いうちにチャレンジしなくて、いつチャレンジするのさ?
失敗したら、フリーターになればいい。
家がなくなったら、実家に頭下げればいい。死にはしないさ。
まぁ、正直、失敗しても反省して再チャレンジするんだけど。
一つ目の会社(LLC)は休眠させた。
売上げが上がらず、お金にはとても苦労した。
レベルが低い話しで恐縮だが、そのころ、
給料もなく、止まるものは全部止まった。
携帯、クレジットカード、電話、電気・ガス・水道…。
ほぼ毎日、請求の電話や書類が届いた。
クレジットカードは当分作れないと思う。
親・兄弟、友人からもお金を借りた。
恥もプライドもある。だけど、やらなければという想いだけが、
僕の気持ちを唯一つないでいた。
一週間1000円で過ごした事もあった。
家には食べ物もない。買う金もない。でも営業しなきゃ。
馬鹿だと思われるが、本当にどん底だった。
関係者の方々には、ご迷惑をおかけして、
大変申し訳なかったと、今も深く反省している。
さて、話しを戻すが、
きっかけは生まれてから、たくさんあった。
でも、それに、気付かず歩いていた。
よく言われる、「答えは自分の中にある」ってことなのだろう。
今度は僕が次世代に伝える番なのかもしれない。
ハタケティブ協会はまだスタートして間もない。
結果だってまだまだである。
未来のすべてなんて、わからない。
いくつか法人を立ち上げて失敗ばかりした。もう失うものは何もない。
幸い2010年、僕はまだ28歳・未婚だ。まだまだ失敗もできる。
もちろん、失敗を前提にするつもりはないが。
「人と人をつなぎ、農業と社会をつなぐ」
これが、ハタケティブ協会のミッション。
私、安藤光展が、社会起業をしたいと思った、たった一つの理由。
それは、大きなきっかけもなく、突然現れた。
あの、きっかけの後、
僕の周りが大きく動き始めた。世界が一変した。
そして、僕は人間だ。明日死ぬかもしれない。
だとしたら、利己主義の快楽を目指している場合ではない。
社会に足跡を残し後世盛り上げる必要があるのではないか。
僕は、全身全霊で、
これからの農業・CSRを盛り上げていこうと思う。
どこまでできるかはわからない。
社会起業とは、恋心と似ているかもしれない。
叶うかどうかはわからない。でも、好きでたまらない。
この衝動そして、相手が簡単に振り向いてくれない焦燥感。
でも、一緒になれたらと、いつも頭がいっぱいで、
想いを叶えられるのであれば死んでも良いと思える、
熱く、純情で、湧いてくる情熱。
ピュアであるが故に崩れゆく瞬間もあるが、
とても美しい感情の揺らぎである。
ふと、そんなことを思った。
20代の経営者って、全体からしたら、
圧倒的に少ないですよね。
どこの集まりに行っても最年少です。
そんな僕でしたが、色々なアプローチをもって、
これからソーシャルビジネスを進めていこうと思う。
僕にしかできない、面白くてCoolなソーシャルビジネスを。
Stay,Unique.
僕、個人の行動指針です。
クリエイティビティ溢れる社会の実現を目指します。
この長くてくだらない記事を最後まで読んでくれたあなた。
ありがとうございました!
今後ともご贔屓にお願いします!
【追記】
2010年5月15日に、僕の運命を変えてくれたNPO法人フローレンスの駒崎代表にお会いする事ができました。本に出会ってから、約1年後の事です。あたたかいお言葉もいただき、さらに邁進する想いでございます。
2010年3月27日
安藤光展

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